勉強をしているのにTOEICスコアが下がる理由
必死で勉強したのにスコアが下がってしまった…
TOEICの受験を何回か続けていると、誰でもこのような悩みを経験するものです。
私もスコアアップして喜んでいたら、次の受験で下がってしまいモチベーションが下がってしまったこともありました。
TOEICのスコアの精度は高くないの?
TOEICのテストの問題は受験のタイミング、受験地によっても異なりますが、数問ミスをしても満点の990点を取れる等、受験者の回答状況や平均点等も考慮してスコアが算出されるようで、英語力に応じた結果は精度も高いようです。
- 前回の高得点でマークシートに助けられた
- テスト中に集中力が落ちてしまった
- 単純に勉強不足
前回の高得点でマークシートに助けられた
勉強しているのにTOEICのスコアが下がったときは、これまでのスコアが適正であったのかもう一度考えましょう。
受験経験のある方はおわかりのように、TOEICの合計200問のテスト問題は多くの方が時間不足を経験されたことでしょう。
おそらく900点を超えるくらいの英語力がないと、まともに全問解き終える余裕はありません。
わからない問題は、誰もがとりあえず「色塗り」をすると思いますが、これでどれだけ正解するかはテスト結果ではわかりません。
このラッキーポイントも実力のうちかもしれませんが、よいスコアをとれた時ほど、うれしさのあまりにこのラッキーポイントについては忘れがちです。
よいスコアは日々の努力なしでは得ることはできないため、最高スコアを獲得したときは素直に喜んでよいと思いますが、これを自分で理解しているだけでも自分のモチベーションのコントロールはしやすいと思います。
僕は1年に8回以上は受験をしていたので、「2回同じスコアがとれるまでは仮スコア」という自分ルールをつくっていました。
テスト中に集中力が落ちてしまった
TOEICテストは2時間という長丁場で、開始から終了まで集中力をキープするのは簡単ではありません。
特にリスニングは、一瞬の聞き逃しでスコアに大きく影響しますが、出題させる問題の合間には全く関係のないつまらないことを考えてしまうものです。
私も「今日の夕食は何食べよう…」「テストが終わったら何しよう…」レベルの内容が、ふっと頭にでてきて聞き逃した経験や、一瞬で寝落ちてしまったことも…
テストで最高のパフォーマンスを発揮できるように、受験前日は早く寝て、当日は試験会場早めに来てゆっくりする余裕を持ちましょう。
単純に勉強不足
語学のテストは試験前日に一夜漬けでなんとかなるものではありません。
私の感覚では1日学習をサボると、英語力の回復に3倍いあたる約3日かかると思っています。
レポートや課題の期限の間際で集中力が発揮できるというパーキンソンの法則はとても共感できる考えで、私も毎回のテスト前10日くらいは特に集中できてスコアアップにつながったと思います。
スコアが少しずつでも上がる好循環ができるようになると、どんどんモチベーションがあがるのでがんばりましょう!